精神内科/介護医療/リハビリ 豊橋 福祉村病院

褥瘡発生予防・不良姿勢改善への取り組み

褥瘡発生予防・不良姿勢改善への取り組み

 昨年11月から、当院はポジショニングに必要なクッションを今まで以上に多く導入し、患者様の安楽な姿勢を維持できるように努めてきました。

 
 最初はクッションの多さに慣れず、どこにどのクッションをかえばいいのかわからなくなることもありました。現在は、看護師・介護士だけではなく、 病棟担当のリハビリ職員も加わり、日々の患者様に合わせクッションの当て方を工夫しています。以前よりも、患者様にとって安楽なポジショニングに職員全体が敏感になり、 考える機会が増えているように感じます。

 
 また昨年は病棟内で新規褥瘡発生ゼロを目指し、病棟間で勉強会を開きました。看護師は知識の再確認、 介護士は観察のポイントが分かり看護師への報告が増えました。結果、発生ゼロとはなりませんでしたが、 浅い褥瘡の段階で発見することで早期治癒へと繋がりました。今年も引き続き褥瘡発生予防に取り組んでいます。

 寝たきりの方が多いからこそ、私たちの看護・介護で安楽に過ごせるかが決まってくると思います。これからも職員で協力して患者様のケアにあたりたいと思います。

看護師 天野